サイト全体の案内をするナビゲーションメニューの設定について、BizVektorの仕様の意図も踏まえて記載しましたので、一度確認してみて下さい。

Header Navigation

ヘッダーに表示される一番目立つメニューです。

「サービス案内」など項目にまとめて、ヘッダーメニューの数を抑える

サービスに関する項目は目立たせたい気持ちが強く、何でもかんでもヘッダーメニューに入れてしまう結果、「ボタンの数が足りない」という状況になりがちです。その結果、

  • 選択項目数(メニューの数)が増えればユーザーにストレスが増える
  • サービスの一部のみヘッダメニューに入っていて、他のサービスは下階層などになると、見えている項目がサービスの全てだと思ってしまい、下階層のサービスに気づきにくい

という状況に陥ってしまいます。目立たせたい項目はトップページのPRエリアやサイドバーにバナーを設置するなどでカバーし、ヘッダーメニューとしては「サービス案内」などの大きなカテゴリーで分類出来るものはまとめてしまった方が、ユーザーにとってはわかりやすく、ページの増加にも対応しやすくなります。
BizVektorでは、ヘッダーメニューの数を最大7分割としていますが、ヘッダーメニューの数は5個程度に抑えた方が良いです。これは、ぱっと見て直感的に認識出来る数に留めておかないと、ユーザーはメニュー項目を「読む」という行為を強いられ、ユーザーにとってストレスになるので、数はなるべく少なくしたいという意図です。

悪い例

■ホーム
■ホームページ制作
・システム開発
・会社案内制作
・名刺制作
・チラシ・フライヤー制作
■SEO対策
■会社案内
■お知らせ

推奨例

■ホーム
■サービス案内
・ホームページ制作
・SEO対策
・システム開発
・会社案内制作
・名刺制作
・チラシ・フライヤー制作
■会社案内
■お知らせ

※「サービスなどの大項目にまとめるとSEOが・・・」と思うような場合は、そもそもそのサービス単体で別サイトを作成してしまった方が良いです。

Footer Navigation

とりわけ目立たせる必要はないけれども、見える位置に配置しないといけないようなコンテンツのためのナビゲーションです。例えば「サイトマップ」「プライバシーポリシー」「特定商取引法に基づく表示」などのページが該当します。

Footer SiteMap

ヘッダーのメニューは、マウスオーバーしないと下階層にどんなコンテンツがあるのかわからないので、サイト全体にどんなコンテンツがあるのかわかりやすくする伝えるための補助メニューという位置づけです。ユーザーにとってはサイトマップページに移動しなくても、コンテンツの一覧が見られるので便利です。あとは状況によりけりではありますが、内部SEO対策にも少し貢献するかもしれません(SEOアルゴリズムの変化やサイトの状況によりますので効果については全く保証できません)。

この記事を書いた人

kurudriveBizVektorコア開発者
名古屋で株式会社ベクトル というウェブ制作会社をしています。
普段はWordPressを使って企業サイトなどを制作しつつ、
WordPress関連のイベントにもよく顔を出しています。
[ 著書 ]
・いちばんやさしいWordPressの教本(共著)
・現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド(共著)
[ 最近のWordPressコミュニティでの活動 ]
2014 WordFesNagoya 実行委員 & セッションスピーカー
2013 WordCampTokyo セッションスピーカー(パネラー)
2013 WordFesNagoya 実行委員 & セッションスピーカー
2013 WordCrabFukui セッションスピーカー

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